「The Lion, the Lamb, the Hunted」読了

サスペンス・スリラー。
amazon.comでkindle本の無料サービスをやっていた時に見つけて購入。
無料と言う事はあまり面白く無いのでは、などと懸念しつつ読んでみた。
若干強引な展開もあったが結構面白かった。

著者:Andrew E. Kaufman
263ページ

【あらすじ】
Patric Bannisterは少年時代、異常な母親に迫害されながら育てられて来た。
その後家を出、街を離れてジャーナリストの仕事に就いた彼だったが、その少年時代の傷は深く、30代になった今でも彼を苦しめ続けていた。

家を出てから一度も母Camillaと連絡を取らなかった彼だったが、彼女が癌で危篤との知らせを聞き、15年ぶりに故郷の家に戻って来た。
母親の臨終に立ち会い、その後彼女の葬儀を済ませたPatricは、すぐに仕事に戻るつもりだった。

しかし生家で見つけたダンボールの中に、彼は見慣れないペンダントと何かの犯罪を示唆する奇妙な手紙を見つける。

ペンダントに書かれたイニシャルを手がかりに、彼は過去の事件を追い始める。

【感想】
アメリカアマゾンのkindleストアでは、たまに販売促進のために無料か1ドル程度の低価格で本を販売する事が有る。
本書もそういったサービスの時に無料で購入(?)した本だった。
(値段を確認してみたら現在はキンドル版は3.98ドル、ペーパーバック版は11.25ドルだった。)

 http://www.amazon.com/Lion-Lamb-Hunted-Psychological-ebook/dp/B006HWXKD4/

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無料ということで内容が少々心配だったがその点は心配無用だった。
状況設定やトラウマを負った主人公の心理描写、過去の少年時代の記憶と現在の事件が交互に語られるストーリー展開、伏線の張り方、どれも結構良く出来ていた。

主人公が危機を脱する所など展開が少々強引に感じられる部分もあったが変に凝ったドギツい内容でも無く、判り易く良質の娯楽ミステリーで読後感も良。

(ただ、詳しい説明は避けるが読み終わって一箇所だけ、事件の発端となる手紙に関して少し引っかかっている所が有る。
私が何か勘違いしている所が有るのかそれとも著者のミスか、つじつまが合わない部分が有るような…)

英語もそれほど難しく無く、量も少な目(推定で7~8万語程度)なので比較的楽に読む事が出来た。
(私はkindle touchに「英辞郎」を入れて使っているのだが、この辞書もいつも通りそこそこ役に立ってくれた。)

【余談】
本書はアメリカアマゾンから購入したのだが、アマゾンから購入したkindleの洋書には大抵「X-Ray」という機能がある。
これは登場人物一覧を表示して、その名前がどのような場面で出て来るかを一目で見る事が出来る機能だが、今まではあまりこの機能を使った事が無かった。

今回、本書を読んでいて登場人物の名前・関係が判らなくなった際にこの機能の事を思い出して使ってみたのだが、これが予想外に便利だった。

画像


私の場合、本を読んでいてサブキャラが増えて来ると次第に名前を憶えるのが辛くなって来るのだが、こんな時に「X-Ray」を使えばその名前がどこでどう出て来たか直ぐに確認出来て思い出す助けになってくれる。
kindleにこういう機能を付けると言う事は、同じような悩みを持つ読者がアメリカでも多いと言う事だろうか。

と言う事で、これからもkindleを使う場合にはこの機能を多用しそうな予感がする。
しかしこのような便利機能に頼りすぎるとバカになってしまうような気もするので程々にしておいた方が良いかもしれない。

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